板ファンは楽しい!

 

最近仲間内でデコパネ(POP広告などに使うスチロール板)で機体を作るのが流行の兆しを見せております。

私もさっそくコーナンで5mm厚のデコパネを仕入れてファンフライをいっちょ作ってみました。

(各写真クリックで拡大)

< SPEC >:

主翼全幅: 785mm

全長: 785mm

総重量(電池を除く): 250g

  今までノーティーのような「魚型」でなく実機っぽい形のキットを買ってナイフエッジ系が

 まともにできたためしがないので、「飛行機の形をしてかつナイフエッジがミキシングなしで可能」

 な機体を目標にしました。 

 胴体は Yak54 風に Edge 540 ライクなプログレ主翼の角を丸めて戦闘機風にしてみました。

  図面を拡大コピーし、デコパネにうつしてカッターナイフで切り出します。

  きれいに切り出すコツはカッターの刃をけちらずに、どんどん折っていくこと。

  EPPとちがって角もしっかりしているので精密作業は楽です。

 切り出したパーツは組み立てる前に色をつけておきます。

 ここで大失敗! 100円ショップで買ったスプレーを塗ったらシンナー系でデコパネが

 溶けてしまいました( つД`) 主翼前縁が溶けて薄くなったのでちょうどいいか、と居直る・・^^;)

 

 ギアボックスを角棒で付けるつもりでこんなノーズにしましたが、RADIX-3D で使っていた GWS の

 モーターの方が軽いことがわかったので、これを使うことに。

 主翼は将来違う形も試せるようにはめてテープで止めるだけにします。

 動翼はすべて 3mmのスチレンペーパーを切り出しました。

 ラダーとエレベーターはきびきびと動いてほしいので3mm のスチぺの中央にカッターで切り込みを

 入れてちゃんとしたヒンジをつけました。

 

 エルロンはヒンジで糊付けてしまうと将来主翼の交換ができなくなるのでテープで止めました。

 このように主翼にカーボンロッドを埋め込んで瞬間を流しこんで補強しましたが

 5mm幅くらいのカーボンスパーを両面に貼ったほうが良かったかもしれません。

 板胴なので受信機やアンプは隠すことができません。 

 セクシーなお尻でカバーします!?

 なるべく片側に集めましたが、バランスをとるため電池を左側に貼り付けると、

 重い電池の場合やや電池を載せた方へ旋回傾向が出てしまいますが、これは致し方なし。

 主翼デザインしている暇がなかったので眠っていた阪神タイガース優勝の年の

 "Never Never Never Surrender"ステッカーを貼る。 ネバサレ号ですな(笑)

 仕事が終わってからチビチビ作って正味2日分程度で完成しました。 自己最速です(笑)

 さっそく昼休みに近くの公園でテストフライトしたところ、テキトーに設計した割にはミキシングなしで

 ナイフエッジループやサイドフリップ(極小ナイフエッジループ)がラダーを倒すだけ簡単にでできました。

 板なので厚翼のようにマイルドな失速をしないのでトルクロールはむづかしいですが

 練習には却って良いかもしれません。 意外とゆっくり飛びます。

  欠点はナイフエッジの沈みがやや大きい(前重心なので)のと

 ボックス構造でないのでネジレが若干出る

 モーター音がやや大きいことなど。 垂直系演技にはやはり70Wほど必要。

 狭い公園でぐりぐり回して遊ぶには最適の機体が手に入りました (^o^)/

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